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2007年09月16日

●銀盤カレイドスコープ読了

以前4巻まで読了。
その後5・6・7巻を購入するも、他の読み出しちゃって放置してました。
で、先日読み始めたらやっぱり面白い。
6巻は思ったほどじゃなかったけど、どれも概ね面白い。
最終の8・9巻を買って読もう、と思うものの近場じゃ売ってない。
アマゾンで買おうかと思ったんですが、昨日やっとこさ発見し購入。

昨日の夜から読み出したんですが一睡もせずに一気に読んでしまいました。
こんな素晴らしい夜は年2・3回あるかないか。
王道と言えば王道。だけど熱い、熱すぎる。

常勝不敗をその字面どおりに行き、最強の女王として君臨し続けるリア・ガーネット。
アスリートであるがゆえ、常に上を向き続ける主人公桜野タズサが、リアの男子転向の発表を切欠に本気でリアにぶつかっていく。
フィギュア界のヒールにして、世界の嫌われ者のタズサ。世界中の誰もが無理だと言い、嘲笑し、身の程知らずだと囃し立てる。
決死の練習をし、死に物狂いで戦うも、その先にあるのは失意と絶望。
最強の女王を前にして恐怖し、自分を見失い、銀盤でゲロを吐き、のたうちまわる。
世界中の笑いものになり、フィギュアもまともに滑れなくなり、自らのプライドもボロボロになる。
だけど、戦う。
不屈の闘志、そんな生易しいもんじゃねぇ。折れて、ひん曲がって、屈折しまくってる。
だけど戦う。スケートをあきらめない。
どれだけどん底で、なにをかもを失ってもスケートに行き着き、戦う。
かっこ良すぎだろw
これで燃えられなきゃどこで燃えるんだと言いたくなるw
どん底の絶望から這い上がる主人公、まさにヒーロー・ヒロインの王道でした。
書きたいことだらけで全然文字足らずなんですが、とりあえず僕の脳内ラノベランキングでは殿堂入り。
丘の家のミッキーとでたまかと一緒に、この9冊はずっと手元に置いておきたいです。
素晴らしかったーーーー!!!

●薔薇色にチェリースカ

銀盤の8・9巻が見つからず、近くの本屋で買った同じ作者さんの新作。
面白かった。
だけどよくわからなかった。

もしかしたらありそうな感じはする独特な学園を作りつつ、ちょっと不思議な感じのバトルもの?なのかな。
つーか裏面のあらすじ読むまで、ジャンルが「王道バトルファンタジー」だって気付きませんでした。
そうかバトルものなのか。うーん。
バトルっていうよりアクションシーンって感じがしてたなぁ。
キャラもそこそこ魅力的だったけど、主人公の目的とかが特になく、あまり燃える展開でもなかったと感じました。
面白いっちゃ面白いんだけど、銀盤で期待しすぎたのか肩透かし気味でした。
続きに期待しておきます。

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