●いぬかみっ!完結編
積んでた上下巻読んだ。
いつのまにか電撃の看板作品になってた「いぬかみっ!」
これが看板でいいのか電撃w
面白いけど。
作品的には8巻で完結した話を、色々と引き伸ばしてるようなのだが、むしろ僕は8巻以降の方が好きだったり。
キャラ同士の関係が成熟してて、8巻以降は楽しい。そういう意味じゃ今回の完結編も満足してます。
薫復活最後の障害。いぬかみっ!キャラ総出演で8巻以上の窮地を逆転していきます。
まぁ個人的には8巻はちょっと拍子抜けな部分がありましたが、今回はしっかりきっかり燃えさせられました。強すぎる敵と過酷な条件、それにどうやって立ち向かっていくのか。
ただ「いぬかみっ!」は作品の性質上、ハードなバトル描写ができないせいか、いまいち緊迫感にかけます。敵が強いのはわかるんだけど、実際攻撃が効いてるような段階的描写がない。
あと挿絵がもうちょっと頑張ってほしかったなー。挿絵のイラストレーターの方の絵、すごい好きなんだけど、難しい描写やら敵キャラの絵とかはさけちゃうんですよね。本来の犬の姿に戻ってるはずが、挿絵だと普通の女の子になってたりする。成長したともはねや、敵の描写やらが欲しかったぜ!
ともかく完結編として満足。窮地からの逆転劇はベタながら燃えます。
キャラ総結集で送るクライマックスはたまりません。
とりあえずこの作品のヒロインがたゆねだと認識しました。
次回作は世界観を共有した作品らしいので、きっと天地開闢医局を舞台に、妖怪への治療なんかを行いつつ、患者でいぬかみっ!キャラがでてくる作品だ、と勝手に予想しておくw
って今度の作品はいぬかみっ!の短編かよー!