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2007年07月19日

●いぬかみっ!完結編

積んでた上下巻読んだ。

いつのまにか電撃の看板作品になってた「いぬかみっ!」
これが看板でいいのか電撃w
面白いけど。

作品的には8巻で完結した話を、色々と引き伸ばしてるようなのだが、むしろ僕は8巻以降の方が好きだったり。
キャラ同士の関係が成熟してて、8巻以降は楽しい。そういう意味じゃ今回の完結編も満足してます。

薫復活最後の障害。いぬかみっ!キャラ総出演で8巻以上の窮地を逆転していきます。
まぁ個人的には8巻はちょっと拍子抜けな部分がありましたが、今回はしっかりきっかり燃えさせられました。強すぎる敵と過酷な条件、それにどうやって立ち向かっていくのか。
ただ「いぬかみっ!」は作品の性質上、ハードなバトル描写ができないせいか、いまいち緊迫感にかけます。敵が強いのはわかるんだけど、実際攻撃が効いてるような段階的描写がない。

あと挿絵がもうちょっと頑張ってほしかったなー。挿絵のイラストレーターの方の絵、すごい好きなんだけど、難しい描写やら敵キャラの絵とかはさけちゃうんですよね。本来の犬の姿に戻ってるはずが、挿絵だと普通の女の子になってたりする。成長したともはねや、敵の描写やらが欲しかったぜ!

ともかく完結編として満足。窮地からの逆転劇はベタながら燃えます。
キャラ総結集で送るクライマックスはたまりません。
とりあえずこの作品のヒロインがたゆねだと認識しました。

次回作は世界観を共有した作品らしいので、きっと天地開闢医局を舞台に、妖怪への治療なんかを行いつつ、患者でいぬかみっ!キャラがでてくる作品だ、と勝手に予想しておくw

って今度の作品はいぬかみっ!の短編かよー!

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