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2006年11月30日

●トゥモロー・ワールド

友達が遊びに来たんで、せっかくなので映画見に行こうぜということで「トゥモロー・ワールド」を見てきました。
超映画批評でも90点を取っていた作品なので、けっこう期待してたり。
個人的にはデスノート後編も気になるんですけどね。前編しか見てないからなー。
超映画批評『トゥモロー・ワールド』90点(100点満点中)

で、見た感想。
ボキャブラリーが貧弱で他の言葉が思いつきませんでした。
正直この言葉以外思いつきません。

すごい。

まさにこの一言。
デスノート?地上波かDVDでも待ってろよ!
いや、もう本当にすごい。デスノート選らばなくて良かった。

この作品、子供が生まれなくなり荒廃した世界という設定で、節々に銃撃戦やら何やらが出てくるんですが、そのシーンが圧巻。
重要なシーンがほとんど1カット取り。これだけ尺の長いカットばかりの作品初めて見ました。
映画詳しくないんですが、長尺のカットの多い作品なんて踊る大捜査線しか思いつかないしw
これらの長いカットの部分はまさに「映像のすごさ」を感じます。CG全盛のこの時代、アナログでこれだけできるんだ、っていう力をまざまざ感じました。スタッフの熱意がビンビンです。
超映画批評でも書いてありましたが、まさにこの映画は「体感」。「フルメタル・ジャケット」にしろ「プライベート・ライアン」にしろ映像としてすぐれてて戦場をブラウン管越しに「感じる」ことはできても、この映画みたいに「体感」はできないと思います。
特にクライマックスの8分?のカットの迫力は映画史に残る名シーンとか言われるんじゃないでしょうか。
よく「映画史に残る」って言葉聞きますけど、リアルタイムでそういう映画見れるとはな!
クライマックス後の感動のシーンもちょっと涙出てきちゃったしな!悲しい事だらけの作品の世界のなかで、ほんの少しの希望が垣間見えるこれまた名シーン。
全体的に暗く悲しい作品で、人がバンバン死にますが間違いなく名作です。
ヤフーのレビューやら興行成績見るとやっぱり人選ぶのかな?

まぁ、少しでも興味持った人は2000円持って劇場に走ることをお薦めします。
よほど戦争映画苦手とかでない限り、間違いなくクライマックスの迫力に驚きます。
あぁ、もう一度見たいなー、コレ。

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