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2008年08月17日

●星を継ぐもの

J・P・ホーガンの超傑作、という事で読んでみた。
うん、超傑作。

月で宇宙服を着た五万年前の遺体が見つかった~

ぶっちゃけここまではよくあるSFのイントロだと思うんだけど、この謎を解き明かす過程のワクワク感が異常。
正直あらすじで語ったところでそのワクワク感はきっと伝わらないんだと思う。
五万年前の遺体が、まさに目の前にある!ってリアリティを感じるんです。
もう1ページめくるたびに、遺体とその過去がすこしづつ鮮明になっていき、そして繰り返される逆転の嵐。
確実なバックボーンの知識が、リアリティに拍車をかけ、もうこの本の中にどっぷり浸かってしまう。
サイエンスフィクションの真髄を見た気がする。
ワクワクがマジ止らない。つーか、このガニメアンシリーズはまだ続くらしい。読まなければ死ねないよ。
アマゾンで新刊買うしかないかねー。新品で買っても全然損しない名作であることだけは揺ぎ無い事実。

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