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2016年10月01日

●最近見た映画

ここ最近はアマゾンプライムが充実しすぎて、合間合間にチョコチョコ映画を見てます。
そんな最近見た映画のメモ。

・クリード
ロッキーの続編。ロッキーのファンだったら必見の作品。
とかくこの作品がすごいのは、主人公交代を見事に成し遂げているところだ。
この手のシリーズでの主人公交代は難しいのがお決まり。ターミネーターにしろスピードにしろ、見事にコケている。
それはゲームの逆転裁判やサクラ大戦もそうだと思う。
だけどこの作品はしっかりやり遂げた。
ロッキーのロッキーたらしめてる部分を、よくわかんない名前の監督がしっかりやってくれた。スタッフのロッキー愛もしっかりと感じられた。
これは世代交代の話だ。
アドニス・クリードは父とそのライバルの魂を引き継ぎ走り始める話であり、決してロッキーの物語ではない。ただロッキーの魂だけは引き継いだ。
ゆえにアドニスが困難に立ち向かう時に、わずかにあの「ロッキーのテーマ」のイントロが流れる。だけど実際に流れるのは「アドニスのテーマ」だ。そりゃそうだ、これはアドニスの話なんだから。
シリーズファンを喜ばせながらも、決してシリーズにかじりつかない、新しい物語は素晴らしい。
ラストは本気で泣いてしまった。名作。

●007シリーズ
なんかとびとびで見ていて、しっかり見たことがなかったが、今回アマゾンプライムで全作公開してたので、ダラダラシリーズ走破中。

・スカイフォール
23作目。
派手なアクションの連続で、目が離せない。
クライマックスのアストンマーチンは思わずニヤける。
けっこう好き。

・ドクター・ノオ
1作目。
低予算。
チープながらがんばってる感じ。敵役のドクター・ノオはけっこう好き。
OP映像は一番好きかも。
まぁまぁ。

・カジノ・ロワイヤル
21作目。
これまた目まぐるしいアクションの連続。
中盤のカジノシーン、後半の皆大好きな拷問シーン。
そして悲しいながらもスカっとするED。
一番好きかも。

・ロシアより愛をこめて
1作目に比べて予算が格段に増えたように思える。
どんどんシーンが切り替わって、前よりも面白くなっている。
作品には関係ないんだが、アマゾンではHDリマスターっぽいのが配信されているが、アナログフィルムの画質が半端ない。
十年くらい前にハリウッドの映画関係者が、デジタルフィルムが昔のアナログのマスターフィルムの解像度に達していない、といっていたが、アナログマスターっぽい古い映画の画質のいいこといいこと。
ショーン・コネリーの毛穴まで見えるよ。
ショーンがカッコイイ作品。

・スペクター
24作目。
読後感はいいし面白いが、「スカイフォール」や「カジノ・ロワイヤル」に比べるとイマイチ。
ただダニエル・クレイグの完結編としては良かった。

そんな感じ。

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