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2012年11月30日

●最近

最近というか、ここ五日ほど、Arcadiaにて短編を投下し続けてます。

短編集スレ

思うところがあったので、とにかく新しいものを書き続けようと、色々やってます。
暇なときにでもぜひ。
ちなみに僕のオススメは「モリモト伝説」です。いい感じのが出来たような気がしてます。

コメント

どうもお久しぶりです。
とりあえずモリモト伝説だけ読んでみた感想なのですが、異世界に行った時点で、おい、と思わず言ってましたw
わりとそこまでまじめに読んでまして、なんかシュールさが漂うわりにきっちりとした文章を書いているのがらしいな等と思っていたんですが、さすがに意表をつかれました。
さらに先生が登場して既にそれが歴史上の話になっているのもいいですね。子供たちの
>「野球ー!」
>「モリモトすげー! 英雄じゃん!」
あたりの適当な反応も個人的にはポイント高いですw
それで最後に子供たちがモリモトシートで野球を見にいく展開もいいと思います。

ですが逆に言うとここでしっかりとオチがついてギャグとしてみるとここから先は蛇足なんじゃないかなと思う点も有ります。
あくまで個人的な意見ですが、大陸がモリモトの行動によって戦火の歴史から変化していったという事柄は女教師が多少言及しているので詳細は省いて一連のセリフ「~~それ野球に関係あるの?」は女教師がモリモトの言葉として1つか2つ紹介する形で、ギャグとしての瞬発力でみるならばやはりここでオチをつけるのが正解ではないかと。

後半の文章にも面白さはありましたし文章も相変わらずしっかりとした文体で書かれているのですが多少ベタかなと感じたのと最後のモリモト・シリーズのオチはある意味モリモト・シートのオチと同じ事の二回目とも思えるなとも。優勝したかったあたりのネタやそれ以外にも入れたいネタがあると言うのは感じたのですが、そこはオマケとして短めに補完するのが良かったんじゃないかなと個人的には思いました。
意見のまとめとしては、こういうシュールなネタをケレンのない文体できっちりと書くというのが非常に弁蛇眠さんらしいと思ったのですが、後半に多少ベタな傾向がみられるのは否めません。
そこも含めてらしいかと思ったのですが(失礼)どこら辺がベタだと感じたかというとやはり「~~それ野球に関係あるの?」の繰り返し。このセリフとその後のモリモトの行動の詳細を書くというのは-野球馬鹿が世界を変える-というその好きなこと意外は無頓着の超人性を浮き彫りにするわけですが、殊更にそれを強調する事によってそれが一種のテンプレート(ベタである)という点を読者に思い出させてしまう効果があるのではないかと感じました。
モリモトの人間性に関しても前半で示されたストイックな野球人生と女教師の説明による投げやりな客観性でわずかに感じさせられるその野球馬鹿さで十分で、ギャグとしてのネタと瞬発力のバランスを考えると後半はやはり少し冗長だったかなと。

しかし久しぶりに来ておいてこの長文批評は我ながら十分に『らしい』ですね。

追記です
あくまで後半の文章を生かす方向性なら、
>「ボールはどこだと聞いているんだ!!!」
から直接後半の文章につなげて、最後に教室の風景を持ってきて「これが大陸の歴史です」的なことを言わせた後に子供たちの反応でその後、野球場に行ってモリモト・シートでオチをつけるという構成もありかもしれません。

実際弁蛇眠さんのわけのわからない展開をとりあえず納得させて読ませる文章力というのはなかなかのもので(説得力というのともなにか違う?)きっちりと書かれた文章が結果的にシュールさを伴い良いと思うのですが、今回はギャグとしての構成の面で考えると私としてはこういう意見になりました。

おお、お久しぶりです。
読んでくれて感謝です。
>モリモト
当初、脳内にあったプロットだと、女教師の語りで終わるはずだったんですよね。
でも作者側の性か、どうしても沢山書きたいという思いに駆られて、最後の地の文連打に繋がりました。

>モリモト・シリーズとモリモト・シート
あそこも少し悩んだところでした。
ちょっと一つに絞ってみます。

>構成
確かに、異世界登場→世界観説明→女教師のほうがすっきりしますね。
前述もしましたが、当初のEDは

女教師が生徒と共に球場に入っていく中、アナウンサーの絶叫で「モリモト・シリーズ開幕です!」

だったんですが、どうにも筆が乗りまくってしまいました。
一応短編はテキストファイルで5KB前後を目指して書いてたんですが、当初の予定をぶっちして13KBくらいに膨れちゃったのもそこかなー、と。
削りにいってみます。
まだ全然書いてませんけど、今日は「お嬢さま4」を投下予定なので、一緒に修正版落とします。

>長文批評
blackさんの批評は本当にありがたいです。
自分の中でもやもやしてて不定形だったものを、ずびしと突いてくれているので、助かってます。
やっぱり短編なのに設定過剰に書くのはいかんなー、と痛感。
今書いてる長編『境界の絵馬』でも、設定描写の下りは出来るだけ削除するようにしてるんですが、どうにも短編だとそこらへんが発露してしまいます。
二次だと設定なんて書かなくても勝手に保管してくれるせいか、オリジナルでの設定の匙加減が良く分かってないんですよね。
「絵馬」の8話(投下してませんが)でも、キャラの会話による設定解説をやったんですが、あまりの説明台詞に辟易し、何度もボツにしたりしました。
そのせいか、今回本来は女教師の台詞で説明するって描写が、とにかく嫌になっちゃったんです。

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