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2012年03月11日

●最近読んだ本

色々メモ

●俺の妹 9巻

枕元に放置してあったんで、だらーっと読んでみた。
あやせカワイスw

●彷徨える艦隊

最近読んだわけじゃないけど、新刊出てたので一応。
6巻まで読了済み。
未来の宇宙国家同士の戦争で、自分の戦艦が被弾し、脱出ポッドに乗り込んだ主人公のギアリー大佐はそのままコールドスリープ。救助された時にはかなりの時間が経っており、自分は過去の英雄として伝説化していた……。
みたいな話。
戦争の尋常ならざる長期化により、人材育成が滞り、素人軍団が戦争をしている状況。「戦術? 何それ?」みたいな脳筋どもに一から戦術とか軍隊ってのを叩き込んでいく苦労人ギアリー大佐。
アマゾンレビュー読んでて気付いたんだけど、どうやら訳者がかなり酷いらしい。
僕でさえ違和感を覚えていたくらいなので、よほど酷いみたい。
それでもそれを補う面白さがある。

●時砂の王

小川一水さんの作品を初めて読んだ。
ミヨ様が熱い。世界史を舐め尽すような作家さんの知識もさることながら、ミヨ様の一アクション、一アクションがなんとも輝いてた。
ただ、いささか風呂敷の畳み方が強引だった気がするが。
正直読んでて「この一冊で終わらないだろ!」とか思ってたけど、きっかり終わらせたあたりはすごいと思う。

●導きの星


やっぱり最近お気に入りの小川一水先生。全四巻読了。
遥か未来の世界で、人類は異星人を育てる仕事をしていた。
主人公の司は三人のパーパソイドと共に、とある星を育成する事に……。
みたいな話。
スワリスというリスに似た種族を育成していく。そいつらが無性に可愛い。気分は育成ゲー。
また、それぞれの年代のオムニバス形式になってるんだが、それぞれのエピソードが見事。飛行機の話は本当に熱かった。
単なるオムニバスだけでなく、エピソード事に繋がりがある、芯のある大河物語になっている。
特に四巻では驚天動地の展開で、十ページ先が予測できないあたりわくわくさせてもらった。
はらはらさせながらも、読後感がいい終わり方も素晴らしい。

●夏への扉

猫好きとロリコンを楽しませてくれる話。つまり僕か!
ハインラインの猫感に親しみを覚える。猫を飼ってたりする人なら「あー、わかるわかる」といったあるあるが時折提示される。
五十年前の小説ながら、時に流されない不変の価値観がそこにある。もちろん猫の。
そして十歳の女の子と結婚するためにはどういう手順を踏めばいいかも、懇切丁寧に書いてくれている。
なるほど! コールドスリープか!
で、それはどこらへんの会社がやってるのか、kwsk!

●ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち

ティベリウス可愛そうです。

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