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2011年09月17日

●自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

「自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」を読みました。今更ですが。
書籍化された方では無く、Arcadiaで投稿されてた方。
以前、削除される前に保存しておいて良かった。つっても二回ほど序章読んでやめてしまってたんだが、ある程度読み進めるとすごい面白い。
作者のとどくさんの九洲戦記も読んだことはあったんだが、あの作品と同様に、実体験に基づいた自衛隊描写はなんかすごくリアルに感じられた。まぁ、僕はミリオタじゃないんで、自衛隊知識サッパリですが。
「ファンタジー世界に行ける門が、日本に出来たら」を、かなりうまくシュミレート出来てて、そこにうまいことエンタメ要素が入ってた。
ドラゴン退治有り、自衛隊無双有り、ラブコメ・ハーレム有りと、なんでもござれでドッコンドッコン入ってた。
ただ、不遇なキャラの死とか、唐突な裏切りとか、なんでやねんとか思ったりもした。
ピニャが最後裏切ってるのにスルーとか、伊丹さんは懐広いなぁ。
あと、伊丹さん何気に活躍してない気が……テュカはまだ分かるが、ロゥリィとレレイが惚れた理由というか、そういうエピソードが無かったので、途中で「??」ってなってしまった。

とにかく書籍化版買ってみようと思うくらい面白かった。
色々疑問に思った所、加筆されてたらいいなぁ。
でも書籍版、一冊2000円近いのか……高い……。
1000円以内なら一括て買ってるが、2000円はなぁ。

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