●小説について
最近小説サボり気味だったので、毎日8KBという目標を掲げてみる。
とか言いながら、現在夜中の二時前という時間ながら5KBしか出来てなかったり。
明日朝早いのになぁ。
この8KBというのも意外と無理な量では無い。
僕がピーク時の時は、日産20KB三日連続という時があったので、その半分以下。
実際日に8KBとでも、週に56KBとしか生産されないのだから、やっぱり遅い。
うーむ。
あと文章も色々模索中。
なにせ文章書くの嫌いだったし、苦手だったからなぁ。
文章に関してのメモ。
●小説書き始めた去年頃に注意した事。
とりあえず小説の書き方サイトで、一応の様式を覚える。
文頭空白は当たり前として、鍵カッコの中では!や?の後に全角スペースや、その最後の文では句点を付けないとか。
更に三点リーダー(……)を多用しない。ダッシュ(――)の使い方などなど。
他には
・接続詞を多用しない。使う時は考える。
・語尾を統一しない。「~た。」の後は「~る。」にする。
特に語尾は意識したので、千雨の世界前半では交互に出てくるというw
ヘタクソなりの誤魔化し方。だけどうまい文章書く作家だと、違和感無く「~た」を連発してるからすごい。
●千雨の二章あたり。
この頃は文章の形に注意していた。
************************
・単文
僕はお使いにいった。
・複文
太郎は遊んでいたが、僕はお使いにいった。
・重文
僕は太郎が作った飴を買った。
************************
みたいな感じで文章には幾つか種類があるけど、とかく単文と代名詞を多用した。
つまり――
************************
・例文
太郎が飴を作った。僕はそれを買いに行った。
************************
みたいな感じ。
実際今もこの書き方の名残は多い。
一応目的としては、読者に伝わりやすい様に、また僕の文章能力がヘタレなので重文複文を避けたという所が大きかったりする。
また、この頃は北方三国志の影響で、短い文章の連発でスピード感を出したかったっぽい。
僕はとかくアクションシーンが好きで、いわゆる自分にとってのご褒美。そこらのアドレナリンが出そうなシーンを書いてるとワクワクしてくる。
************************
・例文1
しなやかな筋肉が躍動しながら大地を蹴り上げた。砂煙の中を颯爽と走っていく。
・例文2
走る。筋肉が弾けた。煙が前方に見える。だが、止まらない。
************************
みたいな。例文1で無く、例文2みたいな感じで書くのが好きになってた時期。
●佐天さん――去年の11月頃~
千雨ニ章を一気に書いたため、文が定型化していた。そのため文章の書き方を見直すことに。
ちなみに
・千雨さん 1話あたり20KB基準
・佐天さん 1話あたり10KB~から適当
・っぽい話 1話あたり15KB前後
という風に容量をなんとなく決めている。
佐天さんは実験作(作者にとって)なので、容量が適当だったりする。
この佐天さんの時期には、自分の文の中で定例化していた記号の扱いなどを見直す。
今まで""この引用符を使っていたのだが、これ以降縦文用の引用符〝〟を強調記号として使っている。
また頻繁に二重カッコ(『』)を使っていたが、これを気に《》これも使うようになった。
この頃にも文章の形の見直しもはじめ、色々な作家さんの文体で気になった手法を少し真似したりしている。
あと句読点の付け方も気を付けるように。
僕は兎角読点が多い。(おそらく北方先生の影響と、重文複文への回避のせいかと思われる。打たないよりは打っとけというビビリ精神)
なので、その調整をしていた。プロの小説家さんの読点の置き方を注意して、小説とか読んでた気がする。
●今年になってから~
重文複文を意図的に多く使っている。
また、比喩をしっかり使うようにもしている。風景描写をはじめ、五感に関する表現も絶対。
ただし推敲が少なくなってきて、文章が荒くもなってきている。
最初の頃はアホみたいに繰り返し読んでいた。(おおよそ5回くらい?)
現在は通しで読むのが2・3回まで減ってきている。眠いときなどたった2回という体たらく。
うーむ、緩み。
あと文の書き分けにも少し挑戦。
「~っぽいナニか」などでは、少し堅めの文章をやってみた。
縛りとしては擬音少なめ、カタカナあんまり使わない。
千雨内ではしょっちゅう擬音使ってしまうので(ぶらぶらしていた、とか)、そこらへんの調整。
更に最近は三点リーダーへの忌避が薄れてきて多用しちゃうので、推敲時に出来るだけ削るように、初心に戻ってる。
などなど。
文才無いなりに工夫していこう。