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2011年05月10日

●サクラ大戦っぽいなにか

なんかカウンター、もっかい貼り付けたら普通に動いてる。
うーむ、わからん。
んで、サクラ大戦っぽい何かを描いてみた。
ゲームだとボタン連打3分ぐらいの内容。
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 花びらが帝都に舞う。
 桜の名所である上野公園は、上野駅に隣接する形で立てられている。
 小さい丘になっている上野公園では春の日差しの中、桜が満開となって咲き乱れていた。
 見ごろとなった桜を肴に花見をするのが、江戸の時から変わらぬ帝都っ子のお決まりだ。桜の木の周囲にはゴザが所狭しと引かれ、多くの人々がどんちゃん騒ぎをしている。
 歓声や奇声が響きつつも、笑顔が溢れていた。
 だが、唐突にそんな平穏を引き裂くモノが現れる。
 大地を揺らす地響き。音と共に現れたのは人影であった。だが、人よりも遥かに大きい。
 茶色の甲冑を四肢にまとわせ、背中には幾つもの管が見え蒸気を勢い良く噴出していた。
 ひと二人分の身の丈、兜の下には機械の顔がある。
 人型蒸気。
 蒸気機関により動く、人型の兵器の総称であった。花見客の多くが一瞬呆気に取られるも、その存在を把握するなり悲鳴とともに逃げ出した。
 なぜなら彼らはその人型蒸気が、最近巷を賑わしている〝怪蒸気〟だと気付いたからだった。
 帝都の民衆を騒がせている怪蒸気とは、どこからともなく現れ暴れる人型蒸気の事だった。連日新聞の一面を飾っているので、帝都都民で知らない者はいない程である。
 逃げ惑う民衆を尻目に、怪蒸気は片手に持つ巨大な太刀を振り回した。それが花見客の残したゴザや酒を土と一緒に宙に舞わせる。
 怪蒸気の振り回す太刀が、桜の幹へと突き刺さる。太い幹であったため、断ち切る事は出来なかったが幹の半ばまで深く抉られていた。衝撃で桜がより一層散った。
 民衆が逃げ惑い、花吹雪が吹き荒れる中、流れに逆らう人影が一つ。
 人込みの中を走ってるとは思えない速度で駆けるソレは、怪蒸気が再び太刀を振り上げるのと同時に空へ飛んだ。
 文字通り、まるで空を飛ぶような跳躍。多くの民衆は逃げ惑いながらも、花吹雪の中を舞うその姿をしっかりと眼へと焼き付けていた。
 それは少女だった。頭の後ろで一つにまとめられた黒い長髪が靡いている。小さな体躯、女学生が着る様な着物姿も今の帝都では見慣れたものだった。ただ一つ、少女の腰帯に刀が刺さっている事を覗けばだが。
 怪蒸気の巨大な太刀が振り落とされる瞬間、少女も腰に挿していた刀を抜き放った。
 しゃこん、と金属と金属を擦り合わせた様な滑らかな音。多くの民衆が少女の敗北を想起した。
 だが、滑らかな音と共に断ち切られたのは怪蒸気の太刀であった。巨大な太刀は中央で綺麗に折られ、破片が地面へと突き刺さる。
 少女も地面へと着地し、刀を両手に持ち替えた。
 その刀は光り輝いていた。青白い光が刀身を覆い、刃の鋭さを誇示している様だった。
 少女は構えた途端、一息も付かずにそのまま刀を下から振り上げる。
 怪蒸気は未だ刀を振り下ろした姿勢で固まっている。
 再び滑らかな斬撃音が公園に響く。
 怪蒸気は片足、片腕を綺麗に切断された。
「ゴォォォォォ!!」
「――――――」
 怪蒸気が悲鳴の様なものを上げる。対して少女は無言。少女は追撃を緩めず、今度は水平に刀を振りぬいた。
 怪蒸気の腰が綺麗に寸断され、怪蒸気はそのままばらばらの破片となって地面へ倒れる。
「おぉぉぉぉぉぉぉ!!」
 民衆が歓声を上げた。
 ほんの数秒ながら、花見客のほとんどがその攻防に見とれていた。怪蒸気を一瞬で叩き伏せた少女の行動に、民衆は歓喜する。
 しかしすぐに歓声は静まり、一転静寂が広がった。
 それは少女の風貌と、纏う空気が原因だった。
 怪蒸気を倒した少女の横顔を見るなり、人々は固まった。
 少女は緋色の袴に、黒い着物を身に付けていた。袖には白で色抜きされた桜の花びらの意匠が見える。
 そして、少女は鬼の面を付けていた。禍々しい、どこか怨嗟を感じさせる容貌の、真っ白い鬼の面だ。額から突き出した二つの角は、どこか牙を思わせる。
 黒の衣装に鬼の面、なにより慣れた様に太刀を持つ少女の姿は、民衆に歓喜を忘れさせるぐらい堂に入っていた。
 少女は民衆を一顧だにせずまま、淡々と怪蒸気の破片に近づいていく。
 怪蒸気の破片の中に、まだ無事な頭部があった。
 少女はそれを見つけるなり、逆手に持った刀を無造作に頭部へ突き刺した。鋭利な刀の突きとは思えないぐらい、装甲がひしゃげ、頭部がぐしゃぐしゃに破壊された。
 刃についた破片や油を刀の一振りで払い、鞘へと納める。
 少女の一振りと共に、今日一番の強風が上野公園に吹いた。
 ザァァァァっと、散った桜の花びらが少女を覆う。花びらが吹き終わると、もう少女の姿はそこになかった。
 花見客はまるで狐につままれた気分だった。されど、目の前には怪蒸気の破片が山となっている。
 決して酔いにかまけた幻では無かった。


 サクラ大戦っぽいナニか(仮) 序章
 ~新約『サクラ』~


「――ってな事があったわけよ。俺はもうビックリだよ、ガハハハ!」
「は、はぁ……」
 バンバンと酔っ払いが背中を叩く。酔いのせいか思いのほか強く叩かれ、鍛えてるとはいえその痛みに顔を少しだけしかめた。
 酔っ払いの言葉に、気もそぞろに相槌を打つのは海軍将校の青年であった。
 大神一郎、御年二十歳となる任官仕立ての少尉である。
 真っ白な第二種軍装に身を包み、賑やかな上野公園の片隅に腰を下ろしていた。
 大神は士官学校を主席で卒業したものの、その後貰った辞令は不可解なものだった。
 極秘、と銘打たれた辞令と共に、大神が引き合わされたのは何故か貴族である。
 思い出すのは先日の事だった。

     ◆


 大神は卒業後、江田島海軍学校から帝都へと向かい、豪奢な洋館の一室で大神は紳士然とした老人と対面していた。
「大神一郎少尉であります!」
 脱帽していたため挙手はせずに、お辞儀の室内敬礼をする。
「ふむ……君がそうか」
 老人はそんな若々しく活気に満ちた大神を、じろじろと興味深そうに見つめた。
「いや失礼した少尉殿。私は花小路頼恒、貴族院で議員をしている」
 議員と名乗ったが、貴族院であるからには目の前の人物が貴族である事は明白だった。大神は緊張しながらも花小路の言葉を待った。
「大神少尉、時に君は降魔戦争を知っているかな?」
「降魔戦争ですか。はい、士官学校の戦史の講義で、大まかにですが学びました」
「うむ、であろうな」
 降魔戦争――五年程前の起きた一大変事だ。一時は帝都放棄が決定された程の規模だったらしい。
 らしい、というのはこの降魔戦争について明かされていない事が多いのだ。
 魑魅魍魎、悪鬼羅刹が絵空事の類で無いことは多くの人が知っている。この降魔戦争も『降魔』と呼ばれる魔物が帝都に溢れ、人と魔物が熾烈を極めて争った戦いだ。
 だが、現実として大神は未だ降魔を見た事が無いし、この戦争についての詳細も知らない。
 ただ三年に渡り陸軍が戦い、その降魔を駆逐したという大雑把な経過だけが教えられていた。
「前途洋々たる士官学校主席の君に来てもらったのは他でもない。君には降魔――強いては帝都に仇名す存在から、この帝都の守護のための極秘任務について貰いたい」
「帝都、守護……でありますか」
 その意味を理解するのに時間が掛かったが、垂下する内に大神の表情に輝きが出てくる。
 帝都を守る、その言葉は大神の心に築かれた軍人の信念となる部分をくすぐって止まなかった。
 だが、降魔戦争の陸軍の尽力を思い出し、大神はふと自分の所属を思い出す。
「せ、僭越ながら質問があります。降魔戦争の折に、帝都守護の要となったのは陸軍だと聞き及んでいます。また自分の所属は海軍であります。これは越権行為に当たるのでは無いでしょうか」
 大神は礼に欠くと思いながらも、疑問を花小路にぶつけた。
「少尉、君の疑問は正しい。だが、今回の極秘任務にあたり、超法規的措置が取られある組織が設立された。『帝国華撃団』――これから帝都守護の要となる組織だ。その設立に陸軍の関与は無い。故に君の辞令も越権行為には当たらん。安心してくれたまえ」
「帝国華撃団――」
「そうだ。そこに君は赴任してもらう」
 聞きなれない言葉を噛み締めた。だが、花小路の説明はまだ断片的で、大神は任務についての多くを把握できていない。
 それに疑問もある。未だ新米少尉である自分が、何故海軍から離されこの帝都守護にあたるのか。
 されど高揚があった。
 極秘任務への意欲が湧き上がる。
「大神一郎海軍少尉、君に帝国華撃団への配属を命ずる」
「大神一郎海軍少尉、確かに辞令拝領いたしました!」
 サッと思わず大神は挙手の海軍指揮敬礼を取ってしまう。
 その行動に顔を赤くする大神。もし上官がこの部屋にいたら叱責が飛ぶだろう。
 だが花小路はそんな大神の初々しさに微少を浮かべただけだった。
「よろしい。それでは横須賀基地にて別命あるまで待機せよ」
「了解しました!」
 大神は今度こそ室内敬礼をするのであった。

     ◆

 と、そんな事を思い出しつつ、大神は何故か上野公園の花見客が引いたゴザの一角に腰を下ろしていた。
 どうしてか横須賀基地に来た辞令では、この上野公園を指定してきたのだ。
 訝しく思いながらも、辞令に合わせて定刻前にこの公園へとやって来たのだった。
 だが、指定先は花見客のごった返す場所の中央。当初はそこでピシリと立っていたものの、いかんせん周りは酔っ払いの海だった。
 大神の公然とした雰囲気に、周囲の人間は絡みに絡んできた。
 最初こそその一つ一つの絡みに「任務中」です、と返答していたのだが、大神自身自分がその場の雰囲気にあってないことを自覚していた。
 さすがに周囲の花見客に悪いと思い、まだ定刻まで時間がある事を省みて、お呼ばれした花見客のゴザの片隅に腰を下ろしたのだ。
 「ほれ軍人さん、飲んでくださいな」と渡されたのはお椀に並々と注がれた日本酒だ。さすがに飲むわけにはいかず、椀を抱えたままアハハと苦笑いを浮かべる。
 そのまま隣に座っていた中年の男性は、酔いに身をまかせたまま、先日この上野公園で起きた怪蒸気事件を話し出したのだ。
(確かに、新聞でも似たような記事を見かけたな)
 酔っ払いの話に、気の無い相槌を返しつつ、大神は先日読んだ新聞を思い出していた。
(少女云々っていうのは眉唾かと思ってたが。でも、人型蒸気を刀で切るというのもな……)
 どこまで信じればいいのやら、と大神は思案する。以前士官学校時代に模擬戦闘で蒸気戦車を対峙した事があったが、あれに対し軍刀で向かっていっても間違いなく歯が立たなかっただろう事は想像に難くない。
 ふと大神は思い立つ。
「あ、時間」
 大神は慌てて制服の胸元から懐中時計を取り出した。定刻まであと五分だった。
「い、いかん!」
 慌てて椀を置き、席を辞退しようとする大神の肩が叩かれた。
「あ、あの。すいません、大神少尉でしょうか?」
 女性の声だった。
「は、はい。自分が大神一郎少尉であります」
 大神は座ったまま振り返った。
 そこにいたのは少女だった。黒髪を肩口で切りそろえた十五、六歳の少女。
 カーディガンにスカートという、今では珍しくない洋装をしている。だが、そのどれもが黒く、彼女の髪の色も合わさってとても落ち着いた雰囲気をかもし出していた。
 黒に対比し、少女の肌は驚くほど白い。その日焼けして無い肌は、彼女が良家の子女である事を想像させた。
「良かった。てっきり間違えていたらと……ぽ」
 少女は頬に手を添え、安堵したとばかりに息を吐く。どこか艶かしい仕草に、大神の横にいた酔っ払いが冷やかしの声を上げた。
「お~う、軍人さん。なんだなんだ、しかめっ面して立ってると思いきや逢引の算段かよ。アハハハ、いや悪かったな、酒につき合わせて。ほら行っちまいな」
「い、いえ違います。自分は――」
 大神の言葉を待たず、数人の酔っ払いがゴザから大神を追っ払う様に押し出した。もちろん押し出した先は少女の方向だ。
 よろよろとバランスを崩した大神は、少女に抱きつく形になってしまう。
 少女は顔を真っ赤にした。
「し、失礼しました!」
 大神は慌てながら少女から離れる。
「い、いえ。大丈夫です……ぽ」
 少女は耳まで真っ赤にしながら俯いた。大神の背後からさらに冷やかしの声が聞こえ、さすがの大神も彼らを睨みつける。
 そんな大神に少女は話しかける。
「あの、大神少尉。お迎えに上がりました。私は――」
「あーッ!」
 少女をまじまじと見つめていた酔っ払いの一人が、何かに気付いたように声を上げる。
「お嬢ちゃん、もしかして――」
「えっ、あのっ、そのっ」
 何故かその騒ぎは周囲に伝播し、少女を見つめる人間が増えていった。まるで彼女が『有名人』の様な風である。
 対して少女は慌て、困ったようにしながら赤面していた。
(これはいかん)
 大神は少女の手を取る。
「じょ、女性に対し礼を欠きますが、少しご辛抱ください」
「えっ」
 大神はそのまま少女を引っ張るようにしながら、その場を早歩きで逃げ出した。
 酔っ払いの声を出来るだけ無視しつつ、人込みのなかをぐいぐい進んでいく。やがて上野公園の片隅、人の少ない場所で大神は手を離した。
 そして女性の対し正面を向きながら、大神は赤面を隠そうともせず謝罪をした。
「そ、その、申し訳ありませんでした! 初対面のご婦人の――」
「ふ、うふふ……」
 少女はそんな大神の姿が面白く、堪えきれないように両手で口元を覆いながら笑った。
「そ、その、ごめんなさい。私、堪え切れなくて……」
 大神も少女の笑顔に、何故か自分もおかしく思えてきた。後頭部をポリポリと掻きながら、自分も思わず笑ってしまう。
 二人の笑いがその場を満たした。
 その時、風が吹いた。桜の花びらが二人の間をすり抜けていく。大神はその花びらを目で追いかけていくと、そこには帝都が見えた。
「あっ」
 笑いも忘れ、溜息が漏れた。ここは上野公園の中でも帝都を一望できる丘だった。二人の目の前には柵がかかっており、そこから帝都東京が一望出来るのだ。
「すごい」
 大神は桜の花びらの向こうに見える帝都に見とれた。蒸気革命により、現在多くの国々で蒸気機関が活用されている。この日本も例外では無い。帝都東京では蒸気機関が多く見られ、至って近代的な街並みが広がっていた。洋館が整然と立ち並び、大通りの中央を蒸気路面列車が走っている。もちろん伝統的な街並みも残っているが、それらの入り混じった帝都の光景に、大神は心を奪われたのだ。
(ここを、俺が)
 帝都を守る、その任務の意味を、少しだけだが分かった気がする。
 隣に立っていた少女は、そんな大神の姿を見て、くすりと笑みを浮かべた。
「その、分かった気がします。司令――あ、いえ、し、支配人が、なぜ大神少尉をここへ呼んだのか」
(司令? 支配人?)
 少女の言葉に疑問を持つが、大神はそのまま少女の言葉を待った。
「たぶん、任務の前にこの都市を少しでも知って欲しい、見て欲しかったんだと思います」
「この都市を」
 大神は何度か必要に駆られて帝都に来ているが、終ぞ帝都見物や観光などはした事が無かった。
「あ……、あ、そうです。大神少尉、お迎えに上がりました」
「迎え、女性がですか?」
 今のご時世、女性が働く事も少なく無いが、それでも女性が帝都守護の任務につくとは意外だった。だが、先程の会話から、彼女が自分を迎えに来たことは間違いない様だった。
「自己紹介が遅れて申し訳ありません。帝国華撃団花組の北大路花火です」
 時は〝太正〟十二年。春の日の事であった。

     ◆

 後に世界を巻き込む大戦へと繋がり、後世に置いて『第二次降魔戦争』と呼ばれるこの戦いを扱った題材は多い。
 特に鈴野十浪の著作『サクラ』の影響は大きい。この『サクラ』と呼ばれる奇天烈な小説は、帝都を守る帝国華撃団の降魔や魑魅魍魎との戦いを描いた活劇であるが、これらはあくまで創作とされていた。だが、当時多くの帝都都民がこの物語を真実と信じていたのだ。
 著作されて五十年の後に、軍内部の情報が公開され、この『サクラ』への注目が集まる事となる。軍は帝国華撃団の存在を公表し、その経歴や真実を明かしたのだ。その中には多くの『サクラ』との一致が見れた。これは当時、作者である鈴野十浪の綿密な取材の結果書かれた作品であった。ただ、もちろん『サクラ』の中にも多くの創作が見れる。
 特に冒頭となる上野公園での場面は、好事家達によっては創作か否かで判断がわかれる所だった。
 鈴野十浪は当時、海軍将校を上野で見かけたという花見客の言葉からこのエピソードを創ったとされているが、華撃団の内部資料にも大神少尉を上野公園へ呼び出した辞令が残っていた。
 一連の世界を巻き込む大戦は、〝さくら〟と呼ばれる単語が多く出てくる。そのため後に『サクラ』を元に創られた作品群の多くに『サクラ大戦』という名前が付けられている。
 よって、この場面もそんな〝さくら〟という単語に合わせて作られたのではないか、というのが好事家の批判的な見方だ。
 だが、当事者の多くが既に故人となっており、その真実は不明である。
 ただ彼らが守った上野公園の桜は、今でも春先に我々にその美しい姿を見せてくれる。
 これは鈴野十浪の著作『サクラ』や、後に創られた多くの『サクラ大戦』の中で主役となり、実際に活躍したとされる大神一郎の物語を綴ったものである。


 序章 了。

コメント

イカス!!!!!!!!!!!
鈴野十狼からの解説演出は拍手を送りたい!!キメてきますなー
以前もこんなこと書きましたけど、文章量の割に読みやすくて、そのイカした言葉どこで覚えたの?っていうぐらい雰囲気もある。そのまま最後まで読めました。
そういえば前知識としてキャラ紹介があったにも関わらず、支配人を米田、鬼面を花火かとwwwwやられたwww

もうご存知かと思いますがついでに誤字と思われるところを【】
> 降魔戦争――五年程前の起きた一大変事だ。一時は帝都放棄が決定された程の規模だったらしい。
> らしい、というのはこの降魔戦争について明かされていない事が【覆い】のだ。

感想ありがとうございます!
鈴野十浪に関しては、なんかかなり大雑把に絡められればなーとか思ってたので、最近読んでる歴史関連本っぽく適当にやってみました。
キャスティングは大体以前どおりです。
だけどカナノコさんの書いたラチェが可愛すぎたので、僕の脳内では最近ラチェ株が急騰して勝手に動いてますw
>誤字
ありがたいです。いやもう本当に。
どんだけ推敲しようと、ほぼ間違いなくでちゃうんですよね、誤字。
早速修正させていただきました。

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