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2010年04月23日

●すげぇな

ヒトラー名言集:アルファルファモザイク
極論だけどあながち間違いじゃない気がする。
わが闘争とか読んでみようかな。

●ふと思う。
最近保存食の歴史って本をダラダラ読んでます。
それを読んでてふと思ったんだが、日本って動物を殺す事に対する嫌悪が根強いですよね。
日本が江戸時代には神道や仏教の戒律で、生き物の血を忌避していたらしい。といっても動物を殺さずには生きていけないのでえたひにんってのがあったみたいですが。
それに比べヨーロッパでは、冬に入る前に家畜を解体して保存食を作るという文化がけっこう最近まで残ってたらしい。ただここで誤解しちゃいけないのが、ヨーロッパの人たちが肉ばっかり食ってたわけでもなく、日本人の価値観を同じく肉は高級品だったみたい。なじみ深いっちゃ深いんだがヨーロッパでも長らく魚の干物なんかも一般的な食事らしく、生簀なんてない時代には船で取った魚を船上でさばいて、棒にさしてそのまま干物にしたらしい。ガッチガッチにかたまった干物を、また食えるようにするのは大変らしく、パートのおばさんよろしく、干物戻しおばさんみたいな職もあったとかなんとか。
と、まぁ話がズレまくったわけだが、何が言いたいかというと日本ではこのご時世、食肉が当たり前になってるのに、その解体現場はテレビはおろかほとんどの媒体で見ることができず、その方法も知らないというビックリな現状があり、それはここ数百年続く日本人の文化的見地が根強いんではないか、というお話。
完全に駄文。

コメント

『いただきます』『ごちそうさま』『もったいない』
これらの言葉は命に対する感謝からなる物です。
日本人は表向き無宗教な方が多いですがそれは仏教の基本理念が自然に身に付いているおかげで、今更布教するまでも無い為だと思います。
欧米では食事前にお祈り等する家庭もありますが、それは日々の糧を与えてくれる『神様』に対する物で、食べ物に対する物では無いのですね。
食べ物は神様が選ばれた我々人間に与えたもうた物で特に家畜は知能が低いから殺しても構わないという考えなわけです。
仏教では原則殺生はいけない、でも命をいただかなきゃ生きていけないので殺してしまった命には平等に感謝を忘れるなって事です。

なるほど。
宗教観の違いによる命の受け止め方が、食文化にも影響を与えているという事ですか。
合理的な側面しか考えてなかったんで、盲点でした。
キリスト教ってけっこう排他的なところあるんですよねー。
コメントありがとうございます!

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