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2010年01月19日

●天の光はすべて星

グレンラガンの最終話の原題にもなっていたSF小説。
アマゾン価格がうなぎ登りしてたんだけど、いつの間にか再販されて普通に売ってました。

元宇宙飛行士のおっさんが、ある議員が木星探査船を作る法案を議会に提出する、という事を聞き奮闘する話。
熱い、このおっさんが熱すぎる。
60間近のおっさんが木星探査船を自分で作る……というわけではなく、監督者になりあわよくばそれに乗り込んで宇宙に出ちまおうぜ、と考えてる宇宙狂い。
主人公の一生は星の海への渇望に満たされていて、とにかく宇宙に行きたい!という意思がビンビン感じられる。
僕はつくづくおっさんが宇宙に出る話が好きなんだなー。スペースカウボーイとかさ。

あとがきにてグレンラガンの作者さんが色々書かれてたが、なんとなくこの作品にはグレンラガンの源流みたいなのもチラホラと感じた。
「意思の継承」というやつだろうか。
読み終わって不思議な感じになったわ。
すごい名作、というわけではないが、ときたまもう一度読み返したい作品ではある。
そこそこオススメ。

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