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2009年02月28日

●ダークナイト

「ダークナイト」。このタイトルが素晴らしい。
普通の映画だったら「バットマン ダークナイト」とか「ダークナイト-バットマンリターンズ-」とか広報が”バットマン”の名を無理矢理付けただろうに。
それを原題・邦題問わず「ダークナイト」と名づけたのはまさに制作側の英断だったと思う。

というわけでダークナイトの感想です。
やっとDVD借りれたorz
つかこれは購入するレベルです。ブルーレイ再生機あったら真っ先に買ってる。

去年は邦画が売れたらしく、日本人がほぼスルーした超傑作(かくいう僕も時間合わなくて見れなかったorz)
ぶっちゃけさ、日本人おかしいんじゃないの?
こ……っれほどの作品スルーって。20世紀少年見にいってる場合じゃねーよw

で、この作品は悪と狂気の描かれ方が素晴らしい。
悪というモノがこれほど身近で、簡単に落ちていくものなのかと。
ヒース・レジャーのジョーカーも素晴らしく、演技が狂気に満ち満ちている。
そして、そのたった一人がゴッサムシティに悪を浸透させていく様は圧巻。
価値観が逆転していき、自分にとっての正義を貫こうとしているバットマンを苦しめていく。
個人的にはバットマンがバイクでジョーカーを追いかけているシーンが印象的。
本来正義の味方のはずなのに、ジョーカーを捕まえる、という一心のもと、障害となるものを全て破壊していく様は、まさにバットマンのジレンマを表してるんじゃないでしょうかね。

アクションシーンの派手さだけだったらダイハード4やらスパイダーマン3に及ばないんだが、この物語の根底にある狂気は魅力的。その一点だけでもこの作品を見る価値があるんじゃないかと。

とにかく面白かった。
ある意味去年の作品はダークナイトといい、ポニョといい(w)、狂気な作品が多くて、オラわくわくしてきたぞ。
オススヌ。

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