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2009年06月29日

●ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

月曜朝一で見てトンボ帰りしました。
できるだけネタバレはしません。

おい、お前ら、今年はコレを見ないと絶対後悔するぞ!
そう吼えられる一作でした。
まさに傑作。


テレビシリーズの要素が各所整理され、綺麗になった土台にドバドバと新要素をブチ込んだ、超エンターテイメント。
序にも増して使徒の迫力がアップ。あんな生物が本当にいるんではないだろうか、という錯覚をしてしまう出来栄えです。
特に序盤の使徒を見上げるシーンとかは迫力満点。

アスカもカワユスなぁ。もうサービスシーンだらけな上に、こんなに可愛いなんて。

各所にギャグネタや時事ネタまで配置。追加設定なんかもえらく時勢を反映してるというか、なんというか。シンジの料理が絶賛されてたりね。テレビでは「料理ができる」、二次創作なんかでは「料理がとんでもなくうまい」ってのが僕の中のイメージ。たぶんテレビ後のメディア展開とかで定着した設定なんだろうなー。

まぁそれはともかく、序でも書いたんだが、今回のシンジはとても熱い。
テレビでは事態に「抗う」主人公だったシンジが、「立ち向かう」主人公になったのはヒロイックでとんでもなくかっこよかった。
そのシンジの熱さと言ったら……クライマックスがたまらんですわい。

人物描写がわかりやすかったのもよかったなー。テレビ見てるとゲンドウなんて冷徹な男ってイメージしか無かったが、僕が年取ったせいもあるだろうが、ゲンドウの気持ちがなんとなくわかる。いわゆるツンデレ。

未見の人はわからないでしょうが、公式サイトのトップやらにある変なポスターとか、あのての広告媒体も本編見るとビックリするぐらいしっくりきます。

よくもまぁこんなグロくて気持ち悪い、脳天の斜め上を突き抜ける作品を作ったもんだ。(最上級褒め言葉)
正直言って”序”が色あせます。

見てない人はダッシュ!


以下ネタバレ感想。

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