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2008年01月20日

●マジェスティック

「ショーシャンクの空に」が面白かったので借りてみた。
同じ監督の作品。

ハリウッドで脚本家として軌道に乗り始めたピーター(ジム・キャリー)がある時、共産主義者の疑いをかけられ、会社との契約なども打ち切られてしまう。やけになって酒を飲み、車ごと海に落ちてしまう。
そしてピーターは記憶を失い、ローソンという街にたどり着くが、そこではかつてピーターにそっくりの英雄ルークがいて……。

と、戦後の特殊な状況下のアメリカと、記憶喪失入れ替わりもの、というネタをからめた作品。
偽者だけど、街の英雄であるルークが戻り、街にどんどん活気が戻っていくシーンは見ていて楽しいです。
視聴者としてはどこかに寂しさが漂うものの、そのワクワク感はショーシャンクにも通じるものがあるなぁ。
あと全編に渡って、フィルムの色彩が気持ちいいですね。
この監督は、作品ごとにある色合いで作品を染めてる気がします。その色のバランスが絶妙で、風景シーンも気持ちよく見れましたよ。

ショーシャンクほどじゃないですが、気持ちよくまとまってて、さわやかに終わって面白かったです。
はやく次の作品作ってくれないかなー、監督。